車椅子で手助けしてもらったら「すみません」より「ありがとう」を言いたい。
こんにちは。
車椅子ライターのmaiです。
車椅子で外出していると、周りの方に手助けをしていただく機会はどうしても歩いている人よりも多くなります。
これは私の主観ではありますが、そういう手助けをしていただいた時に、「すみません」と言うよりも、「ありがとう」と言えた方が、お互いに気持ちがいいような気がします。
「すみません」では恐縮してしまいませんか?
車椅子で外に出かけると、本当にちょっとしたことでも手助けをしていただくことがあります。
本当にありがたいことですよね。
買い物に出かけた時に欲しい商品が上の方にあって届かない時、ちょっとした段差の前で立ち往生してしまった時、狭い通路で周りの人に道を開けてもらった時・・・
本当に、様々な場面で人の新設に触れることができるのは、ある意味この体になってみないとわからないことだったかもしれません。
しかし、毎回「すみません」と謝まる感じで挨拶をしていると、なんとなく肩身がせまい、生きづらさを感じやすいような気がします。
しかし、「すみません」を「ありがとうございます」に言い換えるだけで、人の親切に感謝を示すニュアンスとなり、肩身の狭い感じは解消されるような気がするのです。
手助けをしてくれる側も、謝られるより感謝される方が「次も困った人がいたら手を貸そう」と言う気持ちになるのではないでしょうか?
私は手助けをしていただく機会の方が多いので、してくれる側の気持ちは完全にはわかりませんが、例えば道を尋ねられて教えた後に、「どうもすみませんでした」と言われるよりも、「ありがとうございました」と言われた方がなんとなく教えてよかったなぁと思えます。
謝られてしまうと、余計なお世話だったかな?ってちょっと思ってしまう気がするんですよね。
もちろん、相手にもよりますし、なんとなく言葉に出しやすい言い方があると思います。
それでも、相手に手助け助かりましたと言うことを伝えるには、やはり謝罪の意味愛が強い「すみません」よりも「ありがとう」だと思います。
車椅子は迷惑な存在ではない
「すみません」って謝罪をすると言うことは、心の何処かに迷惑なのでは?と言う思いがあるのではないかと思います。
私も初めて車椅子で外出をした時は、迷惑なのでは?と考えてビクビクしていました。
でも、当たり前のことですけど車椅子ユーザーが外出することなんてごく一般的であり迷惑なんて何一つないんですよね。
だから堂々とお出かけをしたければすれば良いんです。
もちろん、どうしても入れない場所というのはまだまだ存在しますが・・・
ただ、どうしても壁にぶつかることはある、そんな時に手助けをしてもらったら、「ありがとうございます。」この一言が言えれば良いと思うのです。
小さな障壁であれば、「慣れ」が解決してくれることもあります。
小さな段差を乗り越えるのに、自走式車椅子では前輪をあげる「キャスターあげ」というテクニックがあります。こういう身体の能力面ではなく、車椅子の運転テクニックなどのことは、場数を踏むことでクリアされていきます。
そうすることで、外出できる範囲が広がりますよね。
自分の世界を広げてくれてありがとうと、今まで手助けをした方々に改めてお礼を申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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