車椅子と畳
車椅子と床
車椅子で生活するのに、とても大切なのが床材です。
床の材質によって、車椅子の動きが変わります。
一番スムーズに車椅子を操作できるのは、やはりフローリングです。硬くて沈み込むことがないので、スムーズに車椅子を操作することができます。
ちなみに、外で操作しやすいなーと思うのはタイル張りの場所です。ホテルなどによくある総カーペットの床は、体力を一気に持って行かれます。ふかふかの場所だと挫折します。
家の中で敷くラグやカーペットは、床の上に置いてあるだけの状態なので、車椅子が滑ったり巻き込んだりします。
もしも敷物を敷くなら、バリアフリーマットと呼ばれる、床に吸着するタイプのマットがオススメです。
これなら車椅子でもめくれることがなく、スムーズに移動ができます。
車椅子だけでなく、ペットの足腰にも優しい仕様になります。
ただし、椅子やテーブルなどの家具をマット上で引きずって移動をさせると剥がれます。
うちはリビングが狭く、テーブルをよく移動させていたので剥がれてしまい、私としては使用感が良かったのですが、家族に却下されてしまいました・・
家具をこまめに移動される方はなるべく引きずらないで持ち上げて移動した方が良さそうです。車椅子では難しいですね。
また、似たような商品として最近小さなお子様がいらっしゃる家庭や、ペットのいる家庭でよく使用されているジョイントマットですが、車椅子との相性は最悪でした・・
ジョイントマット上で方向転換すると、ぺりぺりとマットが剥がれてしまうんですね・・
では、畳の場合はどうでしょうか?
畳と車椅子
畳の上にそのまま車椅子で生活してしまうと、畳の痛みがかなり早くなってしまいます。
また、畳は柔らかいので操作もちょっとやりにくいです。
私は元々は部屋が2階にありましたが、階段が登れないので1階に部屋を移動しました。しかし、1階の部屋は和室しか空いていなかったので畳の上で車椅子生活しています。
築年数が古く、畳の張替えもしていないようだったので、もうどうせボロボロだしいいかなと思ってそのまま生活していますが、痛みが早くなるだけなのでオススメはできません。
あと、畳はちゃんと定期的に表替えをした方が良いです。
でもやっぱり、私の家のように少し前の造りだと、一階の部屋は和室という場合も多いと思うんですね。
また、家賃を節約しようとすると畳の部屋の場合も多いと思うんです。そんな時、畳の上に直に車椅子で生活をしたら、退去の時に大変なことになりそうです。
畳の部屋で生活をしなければならない場合は、敷くだけでフローリングにできるウッドカーペットなどを敷くことをオススメします。
敷く作業は車椅子利用者にとっては結構難しいので、周りの力を借りましょう!
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