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お風呂のシャワーチェアを撤去してみた。

こんにちは。

車椅子ライターのmaiです。

私は今まで浴室にシャワーチェアをおいてお風呂に入っていたのですが、シャワーチェアが古くなりガタついてきたので、これを機に作業療法士と共に、もっと良い入浴方法がないかを考えていました。

お風呂の床レベルを上げる

予算はほとんどありません。

様々な方法を考えて実際に試したりしたのですが、お風呂が古いタイプで狭く、なかなかしっくりきません。

お風呂と脱衣所の間に段差があったので、その段差を埋めることが安全に使用するために必要です。

そこで、断熱材の廃材を頂き、お風呂の床一面に敷いてみました。

断熱材なので当然暖かく、今までのタイル張りの床よりもお風呂もあったかく感じられるようになりました。

当初の予定は断熱材を敷き、脱衣所との段差を解消して車椅子のままお風呂に入るということだったのですが、幅が足りずに入りませんでした。

断熱材を敷き、床のレベルが上がる(高さが上がる)ことで、お風呂の床面から湯船までの高さが低くなりました。

なので、シャワーチェアを撤去し、床で体を洗って浴槽にプッシュアップ(腕の力で持ち上げる)でのぼるという方法を試してみることにしました。

シャワーチェアなしの入浴方法

シャワーチェアを使用しない入浴方法では、お風呂の床を底上げし、浴槽までの高さを解消することが前提になります。

脱衣所から車椅子を降り、床をいざって浴室に入り、座ったままシャワーを浴びます。

その後は腕の力で浴槽の淵に上がり、湯船に浸かります。

湯船から上がったら浴槽の淵、または床に降りて体を拭いて、車椅子に戻ると言った流れになります。

上半身の力がある人は結構楽かもしれません。

私の場合・・・

私はまだ慣れていないからもありますが、体幹が弱いので床に座りながら洗うのが難しく、考え直そうかなと思いました・・・

でも、シャワーチェに座っていると届かない場所も寝そべればなんとか洗えそうなので、清潔感はあるかもしれません。

その清潔感のためには、床を綺麗な状態に保つことが必須ですが・・

浴槽に上がるときは一気に上がれる高さではないので、余った断熱材に一度上がって、そこから浴槽の淵まで行きました。

滑るのでこの方法を採用するなら滑り止めが必須です。

体幹が安定しないので体を拭くのに床に戻りましたが、落ちました・・

コツを掴むまでには時間がかかりそうです。

ただ、断熱材なので冷えが抑えられ、ヒートショックの予防にはとても良いと思いました。

シャワーチェアがないとお風呂を広々使える

シャワーチェアを撤去する方法は、浴室の構造やお身体の状態によって向き不向きがあると思います。

しかし、メリットとしてはシャワーチェアがないことで浴室を広々つかえることがあります。

ご家族と同居しているとシャワーチェアを使用しないご家族にとっては邪魔になってしまうのですよね・・・

最近は折りたたみ式のコンパクトなものもありますが、人によっては指を挟んでしまったりする危険性もあります。

ただ、床の高さを上げるとご家族にとってはシャワーや水栓の位置が低くなることになりますので、導入する際は同居家族ともよく相談しましょう。

ご自身の状態に合わせた住宅環境を

毎日の生活に大きく関わる住宅環境。

障害に合わせて住宅を改造する場合は、本人のお身体の状態、ご予算、家の構造などを総合的に判断して導入する必要があります。

改修してから使えなかった・・・では勿体無いので、できれば実際に試してみることが大切だと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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