ATMと車椅子。
車椅子で生活するようになって、これこんなに不便だったんだ・・・
と思ったものの一つに、ATMがあります。
特に、コンビニやショッピングモール内の小さなスペースに置いてある、立ったまま操作するのにはちょうどいい高さのアレです。
銀行の支店内にあるような、画面が上を向いているタイプもあんまり使いやすいとは言えないのですが、立ったままタイプのATMは届かないだけでなく、光の反射で画面が全然見えない場合もあります。
後ろに人が並んでいる場合、立っていると自分の背中で画面への目線を避けることがでいますが、車椅子で操作していると、後ろの人に見えていそうな気がしてしまう・・これは私だけでしょうか?
しかも、操作しにくいので必然的に操作が遅くなり、早くしろって思われているんじゃないかと不安になります(笑)
それは気にしすぎかもしれませんが、操作がしにくい、画面が見えない場合があるというのは事実です。
残高照会をしたのに見えないと悲しくなります。
出先で利用しないように準備をしとけと言われます。その通りです。
でも誰だって急にお金を降ろさなくてはならない場面くらいあるでしょう?それは車椅子生活者にとっても変わらないことなのです。
もちろん立ったまま使用する方が圧倒的多数なので、「車椅子に配慮しろ!!」とは思いません。
でも、画面が反射で見えにくくなくならないように画面の色を調整するとか、手元の数字ボタンは車椅子利用者でも使える位置にある場合が多いので、タッチパネルを数字ボタンの操作だけで完了できるようにするなど、今の利便性は失わずに、車椅子を利用している方にとっても使いやすいATMにすることは可能だと思います。
最近は、形状を工夫して車椅子でも操作しやすいATMも普及しているそうです。私はまだ残念ながら使ったことはないのですが。
また、視覚障害者向けに音声ガイダンス機能のついたATMもあるそうです。ATMの横に設置してある受話器を使うようです。受話器あるなとは思っていたのですが、自分が使わない機能のことって結構わからないものですよね。私はあの受話器は機能面でわからないことや故障したときに連絡するものだと思っていました・・恥ずかしい・・・
ただ、ATMの全てのメニューに対応しているようではないようです。
ほとんどの会社が給与を銀行振込にしている現在、ATMは生活に必要不可欠なものだと言えます。
全ての人が不便なく使えるよう、改善されていくと良いですね。
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