車椅子で乗る公共交通機関利用方法まとめ
車椅子で出かける時、一番気がかりなのは利用する交通機関が車椅子でもスムーズに利用ができるかどうかと言うことだと思います。
初めて乗る乗り物の場合、ホームページね入念にチェックし、さらに電話確認し・・・と私もやっておりますが、正直面倒くさい・・
その不安さ、調べることの面倒くささは車椅子利用者の外出の妨げにもなっているのではないかと感じております。
意外と簡単に乗れるとなると、外出や遠出のハードルも下がるような気がするんです。
と言うことで、簡単にではありますが車椅子で交通機関を利用する場合の方法等をまとめて見ました。
随時更新予定です。
電車
有人駅の場合、駅員に声をかければ案内してくれます。忙しい時間帯だと、人員確保のために少々待たされる場合があるので早めに駅に着くようにしましょう。
営業キロが100㎞を超える場合、該当する障害者手帳を見せることで運賃が半額になる鉄道会社がほとんどです。
その他、独自の割引規定を設けている鉄道会社もあるので、切符購入前に確認してみると良いでしょう。
切符で購入する場合は窓口で手帳を掲示して割引を受けます、Suicaなどの場合は降車の際に駅員に見せると割引してもらえます。
新幹線
基本的には電車と同じように、駅員に声をかけることで案内をしてもらえます。
ただし、割引は運賃のみで、特急料金は割引はありません。これは新幹線以外の特急電車等でも同じです。
指定席では障害者が利用できる個室スペースを設けている車両もあるようです。
自由席でも車椅子を固定できるスペースが設けられている車両に案内されるので、通路を遮るなどの心配はありません。
タクシー
車椅子利用者はタクシーを利用するケースも多いため、比較的タクシーの運転手は車椅子に慣れている方が多い印象です。
一般のタクシーの場合、座席に移乗が必要なので、ある程度動ける方、または付き添いがいる方でないと利用は難しいです。タクシーの座席への移乗が困難な場合は、介護タクシーを利用しましょう。
障害者手帳の掲示で運賃は1割引になります。
その他、自治体によってはタクシー券等を発行している場合があるので、住んでいる自治体に確認してみると良いでしょう。
路線バス
路線バスの場合はスロープ付きのバス、ノンステップバスに乗れます。だいたい時刻表に記載されているので、確認しておきましょう。
しかし、路線によってはノンステップバスでも乗車拒否をされるケースが多いようです。
車椅子利用者に落ち度はありませんが、1日でも早くそのようなケースがなくなるようにしてもらいたいです。
運賃の割引は、バス会社によって異なります。
観光バス
通常の観光バスは階段が多い作りのため、自力歩行が困難な車椅子利用者の場合は乗り込むのが難しいと思います。
リフト付のバスなら、リフトで車椅子のまま座席の場所に行くことができます。
バスツアーを選ぶ際には、このリフト付きバスでいけるプランのものを選び、手配の関係もあるために事前に車椅子利用の旨を伝えておく必要があります。
高速バス
高速バスも観光バス同様、座席の位置が高いために車椅子のまま乗り込むにはリフト付きのバスでないと難しいです。
バス会社によって対応が異なりますので、予約の前に確認をいれましょう。
飛行機
航空会社により規定が異なるため、ご利用の航空会社のホームページを確認しましょう。
基本的に事前連絡を行った方がスムーズに搭乗できると思います。
以下に主な航空会社の車椅子利用についてのリンクを貼っておきますので、参考にしてください。
国際線については、各自異なるケースが多いので事前に確認をするようにしましょう。
運賃の割引についても、航空会社の規定により異なります。しかし、障害者割引よりも格安チケットを買った方が安い場合もあるのでよく確認しましょう。
船
遊覧船等の小さな船の場合、潮の満ち引きの関係でスロープの傾斜が急になり、船までたどり着けない場合もあるようです。
また、船用の車椅子に乗り換える場合もあるので、その場合は車椅子から車椅子への移乗ができることが条件となります。
フェリーなどの大型船の場合、ほとんどの場合で車椅子で船に乗り込めるルートが確保されていますが、念のため事前に確認すると良いでしょう。
運賃の割引規定についても、会社により異なるのでご確認ください。
事前確認と障害者手帳を持って行くことが大切
電車や路線バス、タクシーなど日頃の足として利用する乗り物では、基本的に事前連絡なく利用することができますが、飛行機や観光バス、船など事前に予約をしてから乗る場合が多い乗り物の場合は、手配等の関係もあるため予約時に車椅子であることを伝えて行くとスムーズに乗れるでしょう。
また、障害者手帳を持っていれば運賃など割引される可能性があるので、常に持ち歩くようにしておきましょう。
手帳での割引については、お手持ちの手帳の等級や種類によって異なりますので詳しくはご利用の交通機関にお問い合わせください。問い合わせの際にはお手元に障害者手帳があるとスムーズです。
車椅子での行動パターンを覚えれば、思ってた以上にいける場所は多いです。
ぜひ、交通機関の利用方法をマスターして、車椅子ライフを楽しんでみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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