車椅子生活初心者&初車椅子友達で遊ぶには
中途で車椅子生活になると、昔から付き合いのあった友達と今まで通り遊べるのか不安になりますよね。
また、友達側も車椅子の友達は初めての場合も多く、今まで通り遊びに誘っていいのか不安になるかと思います。
実際、車椅子生活になってから今までと友達付き合いが変わる方は多いです。やはり、当事者側も、友達側も、どう接すればいいかわからず距離を置いてしまうケースが目立ちます。生活が大きく変わり、不安が多い中、友達づきあいも変わってしまうのは、当事者にとってとても辛いことです・・・
そんな中でも、今まで通りに遊びに誘ってくれる友達がいると、とても心が救われるような気持ちになりますよね。
そんな友達は大事にしたいと思っても、実際遊んでみて「やっぱりめんどくさいなと思われたらどうしよう…」と、なかなか誘いに乗れずに悩んでしまう方もおります。
当事者も一緒にお出かけをするお友達も、車椅子に慣れていない場合、バリアの少ない場所から出かけてみるのがオススメです。
大型ショッピングモールは車椅子もスイスイ進む
私が車椅子で生活をして最初に歩行と違うなと感じたのは、車椅子は足元の素材で動きやすさが大きく変わるなということです。
外の道路は結構凸凹も多く、慣れていないとなかなか難しい印象です。室内でもカーペット、特に毛足の長いものでは車椅子のタイヤが取られ、重く感じます。
逆に、車椅子の操作がしやすいと感じるのはタイル張りの床です。
最近の大型ショッピングモールでは、通路も広く、タイル張りの場所が多いです。駐車場も障害者用スペースを多めに確保しており、警備員がいるので誘導もしてもらえます。
エレベーターも多目的トイレも完備されているので、車椅子での初めてのお出かけでも特にバリアを感じることは少ないかと思うのでオススメです。
しかし、アパレルショップの試着室には入れない場合も多く、テナントによっては段差がある場合もあるのでご注意ください。
ファミレスはバリアフリー化が進んでいる
新しくできるファミレスでは、スロープや車椅子も入れるトイレが完備されている場合が多いです。
久しぶりに会う友達と、ゆっくりとおしゃべりを楽しみたい場合は、ファミレスも良いでしょう。
しかし、古い店舗ではトイレが完備されていなかったり、入り口に段差がある場合もあるので、念のため事前に確認しておくと良いでしょう。
テーマパークは心のバリアフリーも行き届いている
多くの観光客の集まるテーマパークでは、日々誰もが楽しめるパーク作りをしてくださっています。
確かに車椅子だと乗れないアトラクションもありますが、その分キャラクターとたくさん触れ合えたり、ショーは専用の場所が用意されていたり、入場料が割引になるテーマパークもあったり・・・
歩けた頃の楽しみ方とは変わるかもしれませんが、その時とは別の、新しい楽しみ方を発見できるかもしれません。行くときは、体調や体力とよく相談して、休憩スペースなどもチェックしておくとより安心して楽しむことができますよ。
とにかく最新スポットなら割と安心
基本的に新しい施設、設備になるほどバリアフリー設備は充実しています。平成18年にいわゆるバリアフリー法が施行されたことにより、それ以後に立てられている建物は基本的にバリアフリー構造になっています。また、バリアフリーに関しては日々進化しているので、当然新しいものほど使いやすくなってきています。
そのため、遊びに行くスポットを探すときは、なるべく新しいものを選ぶと基本的には過ごしやすい環境が整っています。
まずは一歩、外に踏み出してみよう
車椅子生活に慣れるまでは、どこなら行けるのか、行ってみて行けなかったらどうしようと考えばかりが先走り引きこもりがちになってしまう方も多いです。
行ける、できる、大丈夫!を一つずつ積み上げて行くことで、自身につながります。外に出る自身がつけば、また新しい場所へのチャレンジ精神も湧いてきます。
ご家族やお友達は、ぜひ遊びに連れ出してあげてください。今の時代なら、思ってる以上に行ける場所、多いです。
外に出る、自信をつける、そうすることで自立にもつながりますし、精神状態も安定します。
最初は不安が大きいですが、ぜひ勇気を出して一歩外に出てみませんか?新しい世界が広がるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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