とある日の新宿駅にて。ー車椅子ー

こんにちは、車椅子ライターのmaiです。

私は歩ける頃は通学や通勤で毎日のように新宿駅を仕様していた時期がありました。

新宿駅は1日の利用者数が世界で一番多い駅だそうです。

そんな駅なので、当然障害のある利用者も多い、だからバリアフリーは完璧だろうと思っていました。

しかし、車椅子になってから初めて行った新宿駅にはとてもびっくりしました。歩ける頃にはなんの不便も感じずに利用できていた駅ですが、車椅子になったらその不便さにびっくりしてしまったのです。

今回は、ちょっと前の体験になりますが車椅子になって久しぶりに新宿駅を利用した時に起きた出来事を書いていきたいと思います。

新宿駅東口、エレベーターがない…!

車椅子になってからは新宿にあまり行く機会がなく、あっても西口が多かったので、東口を使用するのは本当に久しぶりでした。

歩いていた頃はよく利用していたから大丈夫だろうと思っていましたが、車椅子からの風景は全く違って見えました。

その日は別の場所から来たので、帰りのみ新宿駅を利用する形でした。

1日の利用者数世界一の駅です、まさかエレベーターがないなんて1ミリも思っていなかったです。

が、駅に着いてびっくり。階段しかなくエレベーターの案内表示も見当たらない・・・

まだそこは駅員がいるような場所ではないため、誰に聞いていいかもわからない・・・

知っている場所のはずなのに、完全に迷子状態になりました。

心のバリアフリーに感謝

どうしよう、すぐ横にあるびゅうプラザに聞いてみようか・・・とあたふたしていたところに、一人の女性が声をかけてくださいました。

エレベーターがなくて、エレベーターの場所がわからないことを伝えると、かなり混み合っていて車椅子では身動き取りにくい状態のこちらの代わりにびゅうプラザにエレベーターの場所を聞いてくださいました。

新宿駅東口、エレベーターは駅ビル内にしかないそうで・・・

その日は大変混雑していたので、その親切な方は改札まで一緒に着いて来てくださいました。

私は車椅子になってから親切な人、逆に心無い人どちらにも遭遇して来ましたが、ここまでのことは初めてでした。

申し訳ないとは思いつつも、その優しさ位甘えさせていただきました。

しかし、そうしないと改札に辿りつけなさそうなほどの混雑でした。

駅ビル内のエレベーターも混んでいてなかなか乗れない状態でしたが、声をかけてくださりスペースを確保していただいて・・・

世界一の利用者数を誇る駅は、バリアフリーはまだ整っておらず、しかもその人の多さ故に車椅子の単独行動がとても難しいと感じました。

たまたま通りすがりの優しい人に出会えてラッキーでした。

感謝してもしきれないです。

改札からは駅員に終着駅を告げることで、スロープを手配してもらったり駅の中を案内してもらったりできるので、単独行動でも安心です。

しかし、利用者数の多い駅では当然駅員さんも忙しく、人員確保や乗り継ぎ駅との連絡調整のため、しばらく待たされる可能性があります。

電車に慣れている方はスロープを用意してもらうことなく単独で電車に乗り込むみたいですが、慣れていない駅、初めての駅ではホームとの隙間が思った以上にある場合もあるので、本当に慣れている人以外は駅員さんに頼んだ方が安心だと思います。

この日は30分くらい待ったと思います。

待ち時間を考えると終電が近い場合は結構ヒヤヒヤしてしまいます。

車椅子になってから、余裕を持って行動するようになりました。

昔はもし終電逃しても、ホテル、ネットカフェ、カラオケ、ファミレス・・・いろんな選択肢がありましたが、車椅子だとなかなかそうはいきませんしね。

新宿駅…改札入った後

新宿駅の入り口付近でとっても親切な方にめぐり合い、世の中まだまだ!なんて思っていた矢先、今度はちょっとびっくりする出来事に遭遇しました。

駅員さんに案内をお願いする場合、改札で降車駅を伝えて担当者が来るまでその場で待ちます。

時間がかかるとのことだったので、改札内のトイレに行きました。もちろん、その間に駅員さんが来てしまったら困るので、その旨は伝えます。

その日は特に混雑していた日だったので、トイレも混んでいます。

特に女性用のトイレはすごい行列だったので、一見普通に見える方も多目的トイレの方に並んでいました。

しばらくかかりそうだから諦めようかなーと戻ろうとしたところ、多目的トイレの一番前に並んでいる人がどうぞと通してくれました。

順番を抜かすのは申し訳ない気がしますが、せっかくのご好意なのでお礼を言って入らせてもらいます。

しかし、なるべく早く出られるように、頑張ります・・・

一番前の方は多分そのトイレを必要としている人が来たら譲るつもりで並んでいたのでしょう。

だから譲ってくれているわけです。

しかしその後ろに並んでいる人までそうとは限りません。

トイレを出た後後ろの方からは何か言っている声も聞こえました。

並んでいる人の中には一見目には見えなくてもそのトイレが必要な人もいたのかもしれません。

車椅子は見た目でわかるので譲られやすいですが、お言葉に甘えてよいものか、やっぱりお断りするべきなものなのか、悩みますね。。。

その後戻って駅員さんの案内のもと、ホームまで行きます。

ホーム行きのエレベーターは、私と私の案内の駅員さん、また別の車椅子の方とそのご家族数名がエレベーターに乗り、その後ろに並んでいるベビーカー連れの方は次のエレベーターになりました。

別の車椅子の方のお連れ様が多かったので、ベビーカーが乗れなくなってしまったのです。

しかし、エレベーターの場所とエスカレーターの場所は離れているため、お連れ様は同じエレベーターに乗りますよね。

ただ、人数が多く健常者の方が乗ったためにベビーカーが乗れなくなったと勘違いをされたようで、ドアが閉まる時に、「歩けるくせにエレベーター乗るな」と言っているのが聞こえました・・・

しかもそれを聞いてエレベーター内の一人がイラっとしてしまい、エレベーターの中でずっと文句を・・・空気最悪でした・・気持ちはわからなくはないですが、残念な言葉に残念な言葉で返してしまったら、気持ちの良いものではありませんよね。

そんなわけで、久しぶりの新宿は、様々な人に出会う貴重な体験をすることができました。

エレベーターの数は少ないですが、車椅子やベビーカー利用者はたくさんいました。

今後みんながより使いやすくなるように、進化を続けて言ってほしいですよね!


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