多目的トイレの多目的とは?

こんにちは。

車椅子ライターのmaiです。

以前に比べて車椅子でそのまま利用できる多目的トイレの設置場所はかなり増えてきました。

すごくオシャレな多目的トイレもあって、トイレに行くのにテンション上がっちゃうこともあるくらいです。

でも、大切なのはオシャレさよりも利便性だったりします。

障害があると、「オシャレは我慢!」なんて残念ながらできないので、ファッションもですがトイレも機能性が大切なのです。

多目的トイレの多目的ってどんな目的?

最近は車椅子利用者だけでなく、オストメイト利用者や赤ちゃん連れの方など、様々な肩が利用できるように設備が整っていて、名前の通りに様々な目的で利用できるトイレとなっています。

「誰でもトイレ」と表記されていることもありますよね。

あかちゃんのオムツ替えは、昔は女性用トイレのみの設置のケースがほとんどだったため、パパが利用できないなんてケースも多かったです。性別関係なく利用できる多目的トイレに設置したことで、父親の子育て推進にも一役買っているのかも知れませんね。

また、着替え用の台が設置されている場所もあり、出先で服を汚してしまい急遽買って着替える、なんて場合にも便利に利用できるかと思います。

しかし、このように誰でも気軽に使えるスペースだから故に、残念な利用をする方がいるのも事実です。

障害があるとどうしてもトイレに時間がかかってしまう方も多いため、私はトイレが長い間利用中になっていても極力ノックはしないようにしています。急かされることで慌てて余計にうまく動作ができないということもありますので。

しかし、長い間待たされた後に出てきたのがカップルだった時にはとても悲しい気持ちになります。

残念ながらこれはよくあるケースなんです。。。

多目的トイレが男女共用のスペースだから起こり得るんですよね。たまに男女それぞれの側にトイレが別けられていることもありますが、一緒のことが大半です。

また、スペースが広く着替え台がついていることもあるので、ハロウィンや花火大会などの時期は更衣室状態でなかなか利用できません。

多目的トイレはその名の通り確かに多目的です、様々な用途に対応できるように機能も充実しているところが増えています。

しかし、モラルの範囲での利用が大切だと思います。車椅子利用者やオストメイト利用者など、そこしか利用できない人が利用できないことのないように・・・

多目的トイレを使った後は

多目的トイレの扉は、開閉がボタン式の場所が増えてきています。

このボタンは内側と外側にあって、内側から閉めるのボタンを押すと、外側の開けるボタンを押しても使用中なので開かない仕組みになっています。

外側の閉めるボタンを押している場合は、外側の開けるボタンを押せば開いてトイレが利用できます。

普段多目的トイレを使い慣れていない人ですと、この仕組みを知らずに、トイレを出た時に内側の閉めるボタンを押して出てしまう人がいるんですね。

そうするとそのトイレは開かずの間になってしまい、利用することができなくなってしまうのです。

以前トイレに並んでいたら、出てきた人が内側ボタンを押してしまったので、入ることができずに係員を呼んで開けてもらったことがあります。

この時はたまたまトイレに並んでいたので、開かずの間になっていることが分かり係員を呼んで対処してもらうことができましたが、開かずの間担っていることを知らずに長時間トイレの前で待つケースもあります。

ボタン式の扉のトイレを利用した後は、必ず外側の閉めるボタンを押すようにしましょう。

また、多目的トイレにはオムツ替え台や介助用のベッドが設置されている場合があります。

これらは大体折りたたみ式になっているので、使用後は必ず元に戻すようにお願いいたします。

オムツ台やベッドがそのままになっていると、通路が狭くなりトイレが利用できないことがあります。

使ったら元に戻す、これでみんなが快適に使いやすい誰でもトイレになると思います。

多目的トイレの設備は本当に使いやすい?

様々な設備が導入されて、どんどん便利になっているように見える多目的トイレですが、実は利用者目線で見てみると使いにくい箇所があったりします。

古い設備に多いのは、扉の重いトイレです。扉が重く、鍵も硬い場合も多いので、手の力がない人は開けられない場合があります。

また、これも古い設備に多いのですが、車椅子利用者、つまり足に障害がある人が使うトイレなのに、トイレを流すボタンが足元にあり、それを踏んで水を流すというタイプのトイレがあるんです。

初めて遭遇したときはトイレで一人でツッコミ入れそうになりました・・・

私は車椅子のタイヤでうまく踏んで流しましたが、足が不自由でも車椅子ではない人もいます。車椅子でもボタンの上にタイヤを乗せるという細かい動作は難しい方もいます。

また、見落としがちなものがゴミ箱です。

汚物入れで小さなものだと屈まないと届かないので、ゴミ箱を使えない人が多いです。これも車椅子の人が使うトイレなのにって思いますが、足踏み式で蓋が開くタイプのゴミ箱が置かれていることもあります。

本当に挙げだすとキリがないくらいたくさん出てくるのですが、最近は便座除菌のアルコールジェルが設置されているところも多いですよね。

様々な人が使うところなので、設置されていたらやっぱり除菌したいです。

しかし、除菌用アルコールの場所が奥にあったりして、車椅子に座った状態で届かないこと、結構あるんです。便座に座ると届くのですが、便座に座る前に利用するものなのでそれだと意味がないです。

あまりにもオシャレすぎて機能性を失ったトイレもあります。

手すりが片側にしかついていなかったり、手すりが細すぎてうまく握れなかったり・・・

手を洗う洗面台とオストメイト用便器が共用のところもありました。衛生面が不安ですし、オストメイト利用者はトイレに使用した場所で手を洗うことになるので気分的にも嫌な思いをしてしまうでしょう・・・

それから鏡も車椅子に座ったままだと全然見えない場合もあります。座ったままでも鏡が観れるようにするために、下向きに設置されて入れば良いのですが、洗面台の上に垂直に設置されているとだいたい全然見えず、化粧直しもできません。

本当に挙げだすとキリがないのですが、多目的トイレはみんなが使えるトイレです、本当にみんなが使いやすいのか、実際によく利用される当事者の意見を取り入れて改善されていけばいいなと思います。


人気ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村