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車椅子とファッション。

2019-01-12

こんにちは。

車椅子ライターのmaiです。

車椅子生活をしていても、オシャレをしたい気持ちは変わらないですよね。

しかし、お身体の程度にもよりますが、車椅子で着れる洋服って結構限られてしまうんです。

できる動作や可動域などにもよりますが、おしゃれと機能性を両立させることは、健常者の時よりも大変だなぁと感じます・・・

私が服選びで困ると感じたことをまとめてみました。工夫次第で乗り切れるものもあるかもしれませんが、個人の感想なのでこういう大変さもあるんだなぁって軽い感じで読んでいただけると幸いです。

流行りのロングコートは脱ぎ着できない

 

毎年冬になるとコートで悩みます。

今流行りのロングコートは、私の場合もし着て出かけることができたとしても、例えば飲食店に入ってコートを脱いだ時、トイレに行った時、その後また着ることが難しいです。

なぜ家で着れるのに外でできないかというと、家で着替える時私は大体ベッドに横になりながら服を着ます。ベッドにコートを敷いて上に寝転んで袖を通すんです。

でも外ではできません。

車椅子に座ったまま、お尻が隠れる長さコートを羽織るのが難しいんです。

ショートコートの場合

ロングコートが難し胃なら、ショートコートで探すことになりますが、これもショート丈ならなんでも大丈夫なわけではありません。

例えば、ポンチョコートのように袖が広がっているデザインのコート。

スキニーに合わせるととっても可愛いですよね。体系も隠せます(笑)

 

しかし、自走式車椅子の場合、広がった裾がタイヤで擦れてしまい、漕ぎにくくなってしまったり、コートが汚れたり擦り切れてしまう原因になるので着れません。

 

上記のことから、コート選びの条件としては、ショートコートで裾が広がっていないものということになります。

でも裾が広がっていなくても、袖にファーがついていたりは汚すためにあるようなものです。

汚れを機にするなら裾はきゅっとしている方が良いです。

そうすると今度コートの下に着れる服が限られます。(私は寒がりなのでかなり厚着します)

 

それから、自走により腕が立派に育ったので、悲しいことに入らない場合が多い・・・!

 

そんなわけで、コート選びはもう真冬だというのにまだでいていないのです。

 

ワンピース

オシャレ着、デート着、またはコーデを考えるのが面倒な時・・・など女性にとってワンピースってものすごい役割を果たしていると思います。

ワンピースの綺麗なラインは、基本的に立位を想定して作られています。

そのため、座位の状態で行動している車椅子ユーザーにとっては、シルエットが綺麗にならなかったり、動きにくくなってしまったり、着れなかったりということがあるんです。

オールインワン

これ1着でコーデが完成するので重宝しますよね。

でもオールインワンを着て外出したら、トイレに行けないんです。

健常者の方でもオールインワンってトイレめんどくさいなって思いますよね。

障害があると、めんどくさくてもなんとかできるものは、大体めんどくさいというかできないってなります。身体が融通効かないので仕方ないですけどね。

大体着脱の時にトイレの中や、床に服を落とします。床に落ちると場所によって拾えません。詰みます。

ミニスカート

立っている状態の時に比べて、座ると若干スカートって上に上がると思います。

ということは、座った状態でいる車椅子ユーザーがミニスカートを履くと・・・

ずっと車椅子に乗ったままなら良いのですが、移乗が必要な時は危険です。

私の場合は足をぴったり閉じて開かないようにしておくことが難しいので、非常にお行儀が悪くなります。

タイツ/ストッキング

冬の必需品、タイツ。ビジネスの場では女性は履く機会の多いストッキング。

かがむ姿勢が難しい場合、手の力が弱い場合は履くのが結構難しいです。

 

ボタンが硬いもの

デニムのボタン、シャツの小さなボタンなどって結構手先の力や細かい動きが要求されるんです。

上肢にも障害がある人には結構ハードルが高かったりします。

私はストレッチの効かないデニムは上まであげられないし、ボタンも止めるのが難しいので、ストレッチの効くレギパンでデニムスタイルは楽しむようにしてます。

ハイヒール

ヒールがある靴を履くと、フットレストに足を置いた時高さが変わるために違和感を感じます。

それだけ車椅子の高さの設計って緻密なんですけどね。

また、トイレなどで移乗が必要な際に、地面に足をつけて行いますが、その時のバランスがおかしくなるためヒールはなかなか履けません。

 

使えるものからおしゃれを楽しむ

色々と使いにくいファッションアイテムを並べてみましたが、細かいことを言うとまだまだあると思います。

正直、あれも着れない、これも着れないとなると結構凹みます。私は今は着れないような洋服が好きだったので、昔持っていた服はほぼ着れなくなりました。でも好きな系統ってすぐに変えられないし、今でも洋服選びは迷走してます。

それでも、着れる洋服もたくさんあります。

工夫次第で車椅子でもおしゃれを楽しむことはできるはずだと考えています。

実は試着室も車椅子が入れるスペースのあるところは少なく、お店に行っても試着できないケースがあったり、そもそも店内通路狭くて諦めるような店舗もあるんですけど、今でもお買い物は大好きです。

今は、今の自分にできる、自分が切られて似合う服をたくさん探していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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