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2017年車椅子生活を振り返る

2019-01-12

こんにちは。

車椅子ライターのmaiです。

今月はなかなかブログの更新ができなかったので、来年からは心機一転頻繁に更新できればと思っております。

年末なので今年一年を振り返ってみたいと思います。

一応バリアフリーのブログなので、バリアフリー、障害者などの話題を中心に振り返ってみたいと思います。

これは私の一例にすぎませんが、中途障害者が生活面を改善していく道のりのような一年になっていると思います。まだまだ手探り状態ですが、参考になれば嬉しいです。

身体障害者として歩みだした冬

私が車椅子生活になったのは約3年前のことですが、原因不明なため身体障害者手帳はすぐに取得することができませんでした。

やっと身体障害者手帳を取得できたのが2016年の冬でした。

それにより、様々な福祉サービスを受けられるようになり、生活状況を改善させる一歩を踏み出せたと思います。

まず福祉相談員の方に色々と相談できるようになりました。

福祉相談員は、行政の様々な福祉サービスから利用できるものをコーディネートしてくれます。

福祉サービスは色々と複雑なので間にこのような方が入ることで使えるサービスの幅が一気に広がります。

また、訪問リハビリ、訪問マッサージも受けられるようになりました。

こちらも主治医の指示で受けられ、手帳があることで無料または割引で利用することができるようになります。

また、車椅子もレンタルから自分の車椅子を購入する流れになりました。

車椅子も、必要な体の状態であっても手帳がなければ自費購入となってしまいます。

しかし、身体障害者手帳の内容により、一部または全額給付金を受けられ、自分にあった車椅子を作成することができます。

玄関スロープで外に世界が広がった春

ゴールデンウィーク明ける頃、家にずっといるのも良くないが、いきなり就職というのは色々な面で壁があったので、就労支援施設に通い始めました。

就労支援施設とは、就職が難しい障害者が、職業訓練をしたり、作業をしたりするところです。その人の状態に合わせて、就職への支援をしたり、施設へ継続的に通えるようにしたりと自分にあったペースで利用することができます。

それまでは玄関周りは段差だらけでとても一人で外に出られる状況ではなかったのですが、施設に通うことに伴い玄関周りにスロープを設置しました。

これにより自分はもちろん、家族も楽になり、外出機会が一気に増えました。

外出機会が増えたことで、閉ざし気味だった心も徐々に回復傾向に向き、久しぶりに友人にあったり、電車で数時間ほどの距離まで遊びに行ったりとかなり行動範囲が広がりました。

玄関のスロープ一つだけで、こんなにも世界が変わるものなのかと自分でもびっくりしました。

 

それから、就労支援施設に通うことで、乱れていた睡眠時間は少しずつ良くなってきました。

まだまだ睡眠障害は治りませんが、かなり改善されてきたのも施設に通い始めたお怪我だと思っています。

就職にも目を向け始めた夏〜秋

就労支援施設に通い始め数ヶ月、障害者向けの面接会が秋に開催されるために参加してみることにしました。

私は社会人経験はありますが、車椅子での就労となると会社の設備面がしっかりしている必要があります。

障害者雇用といっても、職種によりある程度想定している障害の種類などはあるようです。

結果は残念でしたが、履歴書、職務経歴書を作成することで過去の自分を見つめ直す良い機会になった気がしました。

しかし、過去の職種では立ち仕事がメインだったため、車椅子になった今、過去の経歴はほとんど活かせません。

ライターの仕事も楽しいですし、就職だけでなく、様々な方向で考えていきたい、改めてそう感じましたが就職を諦めたわけではありません。

夏に引き続き、友達に会ったり、飲みに行ったりもしました。

外に出る機会が増えると、便利な面、まだまだ不便な面、たくさん見えてきます。

自立した生活を考えていく上で、外出して外の世界に出るということはとても大切だと改めて感じました。

より具体的に動き出した冬

車椅子になってしばらくは外出もほとんどできず、悶々とした気持ちでいました。

が、スロープができたことでかなり外出機会は増えていきました。

でも、私の家は公共交通機関のない田舎なので、結局家族の力を借りなければ結局どこかにいくことはできません。

それでは就職も結局はできないので、車の購入の話を進めてきました。

足に障害がある人は、手だけで運転ができるように車を改造しなければなりません。

改造費用は助成金はありますが全額は降りず(世帯収入による)、障害によって手動装置以外にも様々な改造が必要になりますが、そちらは基本的に自費購入となるため車を買う金銭面のハードルは高くなります。

それでもなんとか車体本体価格を抑え、来年納車の目処が立ちました。

車がくれば行動範囲はさらに広がると思いますので、来年は飛躍の年となれるように頑張りたいと思います。

また、車椅子利用者と会う機会がなかった私ですが、冬には車椅子利用者とお会いしてお話ししたり、色々と視野が広がりました。

車椅子複数人でのお店探しが苦労することも経験しました。車椅子一人なら入れるお店は多いですが、複数となると難しいお店が多いです。

そんなこともやってみなければわからないこと、今後もまたいろんな人と会ってお会いしたいと思いました。

 

2018年に向けて。

2017年は、生活の基盤を整えていくような年でした。車椅子でも、自立した生活は十分に可能だと思います。しかし、そのためには入念な準備が必要であると考えます。

私は現在実家にいますが、いずれは昔のように実家を出たいと考えています。

そのためにはまだまだ課題がたくさんあります。

2018年は、課題を一つずつクリアにしていき、自立により近づけるように、夢に少しでも近づけるようにできたらと思います。

車もくるので、行動範囲も広がります。

友達と会う機会を増やしたり、新たな友達を増やしたり・・できるだけ外に出る機会を増やしたいと思います。

また、資格やスポーツなど、新たな挑戦もする予定です。

仕事も体調次第ですが増やしていきたいと考えております。

 

ライターはもちろん、インタビューや講演など、できる範囲でやらせていただきたいと思っておりますので、ぜひお気軽にこちらからお問い合わせください。ご質問なども受け付けております。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさま、良いお年を。

 

 


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