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車椅子ユーザーの同居家族に配慮してほしいこと。

2019-01-12

こんにちは。

車椅子ライターのmaiです。

ご家族が突然車椅子生活になった・・・

同居するご家族も、急のことだとどう接すればいいのか、どう配慮していいのか悩んでしまいますよね。

車椅子使用者側としては、今までと変わらず普通に接してほしいと思うのですが、生活の変化によりどうしてもここは配慮してほしいと正直思う部分もあります。

お互いが少しでも生活がしやすくなるように、車椅子ユーザー側として、同居のご家族にここは配慮してほしいなと思うことをまとめてみました。

車椅子の通る場所にはモノを置かない

私も歩いていた時は、つい使用したものをあとで片付ければいいやと思い床にものを置きっ放しにしてしまったり、スリッパを脱ぎっぱなしにしてしまったりしてしまったのですが、このようなモノが車椅子には大きな障害となってしまいます。

特に、スリッパはちょっと脱ぎっぱなしにしてしまいがちですが、それがあるだけでも車椅子は進めなくなってしまいます。

スリッパを脱ぐ時は、車椅子の通る幅を確保して、端の方に寄せておくか、収納にきちんとしまっていただくととても助かります。

車椅子の通れる幅ですが、ご使用の車椅子によっても違うので、おおよその幅を知っておくとお互いに便利だと思います。

お風呂ではシャワーチェアから手の届く範囲に必要なものを揃える

 

車椅子を日常的に使用している方で、自力でお風呂に入れる方の多くは、シャワーチェアを使用してシャワーを浴びていると思います。

お風呂は滑りやすく、足腰に障害を抱える車椅子ユーザーにとっては危険な場所の一つです。

ある程度体幹がしっかりしていても、立位が可能な方でも、転倒のリスクは多いと言えるでしょう。

少しでもそんなリスクを減らすために、シャンプーやボディーソープなどのお風呂に入る際に必要なものは、シャワーチェアに座ったまま無理なく手が届く範囲にまとめて置いていただけるととても助かります。

動ける方ほどこれくらいできるかもしれない、と無理に届かない場所のシャンプー等に手を伸ばして、椅子から落下してしまうなどの危険性があります。

ご家族の中には、遠くにおくことでリハビリになるかもしれないと考える方もおられるのですが、リハビリはもっと安全な場所で行います。お風呂などでは安全性を第一に考えましょう。

住宅改修は過不足なく

車椅子での生活をするにあたって、手すりやスロープを設置するなどの、住宅改修を検討される方も多いでしょう。

条件が合えば、自治体からも補助を受けることができます。

住宅改修をされる場合は、ご使用されるご本人の意見をしっかりと取り入れるようにしましょう。

なんとなく、ここにこれをつければ大丈夫でしょうという憶測で改修をしても、全然使えないものになってしまう可能性があります。

また、ご本人が動けるのに、より重度な方に向けての改修をしてしまうと、今ある機能も衰えてしまう恐れがあります。

住宅改修では、今ある機能は温存させつつ、無理なく動くことができるように、専門の知識を持った業者を選び、当事者本人の意見を尊重しながら行うことが大切です。

 

もしも自分だったら?を想像してみる

ご家族だからこそ、気を使い過ぎてしまったり、逆に本音を言い過ぎてしまったりして、関係がギクシャクしてしまうケースは実は多いです。

中途障害の場合、今までの生活と大きく変わるため、最初は不安でいっぱいです。

もちろん、ご家族の方も、これからのことは不安でいっぱいだと思います。

お互いに不安でいっぱいだけど、お互いに思っていることは実は違うかもしれません。

当事者から見えるもの、ご家族から見えるもの、結構違ったりします。

ちょっとギクシャクしてしまったかな、と思った時、もしも自分が当事者の立場だったらを想像してみてください。車椅子を借りて、トイレに行ってみたり、部屋の中を移動してみたりしても良いでしょう。

実際に想像、または体験をしてみることで、どのように接すれば良いか、どのようにすればお互いにより快適に過ごせるかが見えてくるかもしれません。

譲り合いを大切に

車椅子の方がいる、いないに関わらず、ご家族でも一人一人違う個性があります。

車椅子も個性の一つだと私は思います。

お互いの個性を尊重して、お互いがお互いを思った行動をすれば、車椅子ユーザーも、そのご家族も住み心地の良い家になると思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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