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車椅子の中途採用

2019-01-12

こんにちは、maiです。

前回の記事では、社会人が車椅子生活になった後、仕事はどうなるか、仕事ができない間の生活についてをご紹介しました。

http://maitoran.com/2017/11/04/%E8%BB%8A%E6%A4%85%E5%AD%90%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%BE%8C%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B%E5%BE%A9%E5%B8%B0/

今回は、車椅子生活からの中途採用について書きたいと思います。

車椅子関係なく活躍している人はいる!

車椅子だからなんて関係なく、「そんな仕事もできるの?」と思うような仕事をされている方もたくさんいらっしゃいます。

素晴らしいです、尊敬します、憧れます、そんな風になりたいです。

 

しかし、残念ながらみんながみんな、そういう風に素晴らしい活躍ができるわけではないですよね。多くの方は、障害者求人の中から、車椅子就業可能なものから、自分の適正に合わせて仕事を見つけることになります。

車椅子就業可能な障害者求人は少ない

一般的にデスクワークは車椅子でもバリアが少ないと言われています。高いところにある資料をとったり、お茶出しだったり一部の業務は難しい場合もありますが、自身の机に向かって行う業務なら、車椅子でもできそうだと思いますよね。

しかし、仕事自体は問題がなくても、会社の設備的な面で車椅子はお断りされる場合があります。

私はハローワークの障害者求人の中から事務系のものを選び問い合わせをしましたが、事務所内が狭く車椅子が通れるスペースがない、会社の入り口に段差がある、トイレがない、駐車場が砂利なので車椅子で走行が難しい・・・などの理由で結構な会社で問い合わせの段階でお断りされました。

また、障害者雇用の求人サイトで車椅子就業可能にチェックを入れると、数百件ヒットしていたはずの求人が数十件、下手したら一桁しかヒットしないこともありました。

車椅子の人を受け入れるには、ある程度の設備は必要です。しかし、車椅子の人と働いたことがない会社は、どれだけ整えればいいかわかりませんよね。なので、多分無理だろうということでお断りしている会社もあると思います。

そのような会社になんとか入っても、お互いに苦労するだけかもしれません。もしかしたら、先駆者となり、その後の車椅子採用に大きく貢献できるかもしれませんが。

しかし、求人数が少なくてもメリットもあります。車椅子OKと言っているところは、設備投資もしっかりしているところが多くなるので、福利厚生も期待できる場合が多いです。大手企業も多く、なのある会社で働ける可能性は上がるかもしれません。

まずはハローワークや求人サイトなどで、どのような求人があるかチェックをしてみると良いでしょう。

障害者就労移行・継続支援施設

中途障害の場合、精神的にも不安定になってしまう方も多くいらっしゃいます。また、病気で体力面が心配で、今までのように仕事をすることには不安があるという方もいるでしょう。

そのような場合、障害者の就労を支援する施設を選択肢に入れると良いかもしれません。

「作業所」と呼ばれることもある施設ですが、そこでは身体障害、知的障害、発達障害、精神障害など様々な障害をお持ちで、一般就労が困難な方が仕事をしています。

そこで働き続ける(就労継続支援)、一般就労を目指す(就労移行支援)、本人の希望や状態によって合わせたサービスを提供しており、工賃も一応出ます。

就職を希望する場合は面接の練習や、履歴書の書き方なども指導してくれるので、自力で就職活動する自信がない人にも良いかもしれません。

ただ、施設によっては知的障害や精神障害の方が主に利用するため、障害者施設といってもバリアフリー対策がなされていない場合もあるので、車椅子で利用したい場合は事前に確認が必要です。

ほとんどの施設で見学や体験をすることができるので、ご自身にあった施設を見つけると良いでしょう。お住いの地域で確認すれば、事業所の一覧が見れます。

現在の体の状態に合わせて無理のないペースで働くこと

昔バリバリ働いていても、無理の効かない身体になっているかもしれません。病気の場合は体力も確実に低下しています。

せっかく働けても、すぐに病状が悪化して続けられないのは、本人にとっても会社にとっても残念な結果になってしまうので、今の自分にあったペースでまずは働くということを意識しましょう。

最初から無理は禁物です。慣れたらまたステップアップしていけば良いのです。

また、障害者求人でなくても、以前働いていたスキルがあれば、通常求人でも交渉すれば採用される可能性はあります。手に職を持っている方は、障害者求人だけでなく、一般求人も見て見ましょう。要問い合わせではありますが、良い返事がもらえるかもしれません。

車椅子で働くということは、ハードルがあるのは確かですが、可能性がないわけではありません。

また、たくさんの車椅子ユーザーが社会で活躍をしていくことで、理解も深まるのではと考えます。

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